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「今、ここ」の私

「今、ここ」を意識して生きています。

悲しみを感じきって次へ進む

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週末、地元の友人が遊びにきていた。

 

彼女はなかなかの人生を送っていて、2歳の時、12歳の時にそれぞれ父親と母親を病気や自殺で亡くしており、それ以降は年の離れたいとこに育てられた。その他にもまだまだ色々なことがある。

 

いつも明るい彼女だけど、自分の人生を諦めたくないと言いつつ、やはりそれだけの事があり諦めている部分もある。

 

私には到底想像もつかない人生を送っているけれど、だからと言って少しキツい事が言えないというわけではない。

 

ので、ちょっとイラっとした事を伝えた。

 

最初は反発していた彼女も、色々話をしていくうちに涙を流し始め、私も泣いて2人でおいおい泣いた。

 

でも、彼女が泣いて良かった。

 

ずっと悲しみを自分の心の奥の方に潜めていたんだと思う。

 

泣け泣け!感情を吐け吐け!

 

悲しいと思う事は普通なのに…ましてや彼女みたいな経験をして悲しくないわけがない。寂しくないわけがない。不安にならないわけがない。

 

なのに、彼女は人の苦労話を聞いては、「私はまだマシだ…」と思ったりしていたらしい。

 

悲しい時は、「自分は甘えてる…」と思っていたらしい。

 

そんなことしたら、せっかく湧いてきた悲しみがどんどんどんどん奥へ引っ込んじゃってどんどんどんどん心の奥底に溜まっていっちゃうよ。

 

悲しいと思った時には泣いて良いし、悲しいと思うことを否定せずにきちんと感じきるからこそ次へ進めると思う。

 

彼女が前へ進めず、自分の人生を半ば諦めていたのは悲しみを否定し続けてきたからだと思う。

 

今回彼女は泣いて泣いて両親が恋しいことや、親戚問題についての怒りもぶちまけた。

 

それですぐに彼女が変われるかどうかはわからないけど、それは問題ではなくて、やっぱり湧いてくる悲しみに蓋をしてはいけないということを実感した。

 

だから、悲しくなっても否定せずに悲しいと思う気持ちを感じきってねと伝えた。

 

彼女が一歩前に進めるといいなと思う。